大使からのご挨拶

在ラオス日本大使館のホームページにお越し頂きありがとうございます。
12月8日、駐ラオス日本国大使として着任した引原毅(ひきはらたけし)です。
初めて訪れたビエンチャンは、ゆったりと流れるメコン川と車やバイクで活気にあふれるランサン通りの対比が印象的でした。さらに心を打たれたのは、至る所で出会うラオスの人々の素晴らしい笑顔です。

2015年は日本とラオスの外交関係樹立60周年にあたり、両国の関係が「戦略的パートナーシップ」へと格上げされて様々な分野で大きく発展しました。要人の往来は活発で、首脳会談が本年3回実施されました。日本企業の進出数もこの2年半で二倍という勢いです。文化交流では11月の「ジャパン・フェスティバル」が、過去に例のない大きな成功を収めました。

私自身も着任後すぐ南部のパクセ市に出張し、日本の中小企業専用というきわめてユニークな経済特区の開発会社設立調印式に参加しました。その三日後には日ラオス官民合同対話に出席、日本企業の方々の熱意とラオス側の真摯な対応が印象的でした。翌週はストリートダンスの交流プロジェクト「ダンス・ダンス・アジア」が、国立文化会館大ホール一杯のラオスの若者を熱狂させました。年末には石井国土交通大臣が当地を訪問され、国際空港ターミナル拡張事業の起工式やラオス側要人との会談が行なわれたところです。このようにわずか半月あまりの間に、あらゆる分野における両国間の交流の深まりを実感することができました。

当館は、「戦略的パートナーシップ」の更なる発展に力を尽くすとともに、両国関係を支えておられる日本及びラオスの皆様に対して、出来る限りのお手伝いをさせて頂く決意です。在留邦人の安全を確保し、日系企業の活動を支援することは、当館にとって最も基本的な仕事です。皆様としっかり連携しつつ、オールジャパンで両国関係を盛り上げていきたいと思います。そのために当館は、常に開かれ、皆様の関心に出来る限り応える、そういう大使館であることを目指します。当館に対するご要望、ご相談やご意見がありましたら、いつでもご連絡を頂ければ幸いです。

2016年、ラオスはASEAN共同体成立後最初の議長国という画期的な役割を務めます。日本からも多くの要人の訪問が予想され、当館にとっても忙しい年になるでしょう。この重要な機会を通じて日本とラオスの関係がより一層実り豊かに発展していくよう、そして新しい年が皆様にとって笑顔にあふれる素晴らしい年となるよう祈念して、着任のご挨拶といたします。

2015年12月28日
在ラオス日本国大使 引原毅