日本政府(文部科学省)留学生について

令和3年1月22日

1.研究留学生(大学院)

在ラオス日本国大使館では、日本の大学院において研究を行うラオス人留学生を毎年推薦しています。この奨学金には、ラオス国籍を有し、満35歳未満で、大学卒業者(見込みを含む)である方が応募することができます。奨学金の給付期間は、原則として日本語学習期間(6カ月間)を含め2年ですが、修士課程、博士課程及び専門職学位課程に在籍する場合には、それぞれの正規の課程を修了するまでの期間(標準修業年限)となります。毎年6月頃に筆記試験および面接試験を実施しています。
 

2.学部留学生・高等専門学校留学生・専修学校留学生

学部留学生:

日本の大学学部において勉学するラオス人留学生を毎年推薦しています。この奨学金には、ラオス国籍を有し、25歳未満で、学校教育における12年の課程を修了した方または高等学校に対応する課程を修了した方(見込みを含む)が応募することができます。奨学金の給付期間は原則として日本語学習期間(6カ月間)を含め5年(医学・歯学・獣医学は7年)です。毎年6月頃に筆記試験および面接試験を実施しています。

高等専門学校留学:

日本の高等専門学校(高専)において勉学するラオス人留学生を毎年推薦しています。この奨学金には、ラオス国籍を有し、25歳未満で、学校教育における11年以上の課程を修了した方(見込みを含む)が応募することができます。奨学金の給付期間は、原則として日本語学習期間(6カ月間)を含め4年です。毎年6月頃に筆記試験および面接試験を実施しています。

専修学校留学:

日本の専修学校において勉学するラオス人留学生を毎年推薦しています。この奨学金には、ラオス国籍を有し、25歳未満で、学校教育における12年の課程を修了した方(見込みを含む)又は日本の高等学校に対応する課程を修了した方(見込みを含む)が応募することができます。奨学金の給付期間は、原則として日本語学習期間(1年間)を含め3年です。毎年6月頃に筆記試験および面接試験を実施しています。

3.ヤング・リーダーズ・プログラム(YLP)

在ラオス日本大使館では、将来のナショナル・リーダーとして活躍が期待されるラオスの若手行政官等を日本の大学院にて1年間の修士課程の教育を受ける留学生として推薦しています。この奨学金には、行政コース、地方行政コース、医療行政コース、ビジネスコース、法律コースの5コースがあります。ラオス国籍を有しており、原則として満40歳未満の方で、大学を卒業し、行政機関及び企業等において3~5年以上の実務経験(コースにより条件が異なる)がある方が応募することができますが、いずれのコースも応募に際しては、ラオス政府の推薦機関の推薦を受けることが必要となります。

【文部科学省】ヤング・リーダーズ・プログラムとは別ウィンドウで開く

4.日本語・日本文化研修留学生

在ラオス日本大使館では、日本の大学において日本語能力の向上、日本文化及び日本事情の理解促進のための教育を受けるラオス人留学生を毎年推薦しています。この奨学金には、ラオス国籍を有し、満18歳以上30歳未満で、ラオスの大学で日本語・日本文化に関する分野を専攻している方が応募することができます。奨学金の給付期間は、原則として1年間です。

 

5.教員研修留学生

在ラオス日本大使館では、日本の大学院において教育に関する研究を行うラオス人留学生を毎年推薦しています。この奨学金には、ラオス国籍を有し、満35歳未満で、大学を卒業し、在職経験が5年以上ある初等中等教育機関又は教員養成学校の現職教員である方が応募することができます。奨学金の給付期間は、原則として日本語学習期間(半年)を含め1年6ヶ月です。応募に際しては、ラオス政府教育スポーツ省の推薦を受けることが必要です。


 
※いずれの奨学金についても、応募に際しては、最新の募集要項で応募要件の詳細等を確認の上、応募してください。