人材育成奨学計画

令和4年9月5日
2022年7月に開催されたJDS・YLP壮行会

人材育成奨学計画(The Project for Human Resource Development Scholarship)は、1999年度に設立された無償資金協力による留学生受入事業です。当初はJapanese Grant Aid for Human Resource Development Scholarship としており、略称は「JDS」です。「対象国において将来指導者層となることが期待される優秀な若手行政官等を日本の大学院に留学生として受け入れ、帰国後は、社会・経済開発計画の立案・実施において、留学中に得た専門知識を有する人材として活躍すること、またひいては日本の良き理解者として両国友好関係の基盤の拡大と強化に貢献すること」を目的としています。

日本政府は2000年からJDSを通じてラオスの開発に携わる人材の育成を支援してきました。毎年、若手行政官を中心に20~25人の若者が日本の大学へ派遣され、行政、法律、財政、インフラ整備、農業、教育、保健といった開発の要となる分野について勉強しています。その数は2022年までに470名を超え、
多くの元留学生が日本で得た知識と経験を生かし、日ラオス両国の架け橋として活躍しています。

【JICA】人材育成奨学計画(The Project for Human Resource Development Scholarship)
【JICE】The Project for Human Resource Development Scholarship