ラオスで盗難・紛失があった場合の注意点

平成30年8月15日
○ラオスの警察署においては、旅行者が入国時に税関へ申告していない貴重品についての盗難・紛失証明の発行はしていないとのことです。
○現在ラオスの観光警察においては、旅券の紛失・盗難証明は発行していないとのことです。

1.ラオス国内で旅行者が貴重品の盗難に遭った(又は紛失した)場合、ラオスの警察においては、旅行者がラオス入国の際に税関申告書類に高額(50米ドルを超える)携行品の記載をしなかった場合には、当該貴重品についての盗難・紛失証明の発行はしていないとのことです。  
  また、たとえ申告していても、盗難・紛失が事実であると客観的に判断できる材料(当事者や目撃者の証言等)が不十分な場合には、証明書が発行されないこともあるようです。

2.2018年7月より、ラオスの観光警察(tourist police)においては、旅券の盗難・紛失にかかる証明の発行を行っていないとのことです。ルアンパバーンやバンビエン等の観光地で旅券をなくした方は、まず、現地の警察(local police)に行き紛失・盗難証明書を取得してから、ビエンチャンの出入国管理局において紛失・盗難証明書を取得してください。  
  なお、旅券をなくした方がラオスを出国するためには、ラオス外務省から出国査証を取得する必要があります。詳しくは、以下のリンクをご確認ください。 http://immigration.gov.la/how-to-apply-certificate-of-loss/

3.上記のとおり、ラオスで旅券や貴重品を紛失すると、証明書の入手や手続に多大な困難が伴います。ラオス滞在を楽しんでいただくためにも、旅行中の旅券・貴重品の管理を含む安全対策には細心の注意を払いましょう。安全対策については、以下のリンクをご確認ください。 https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_020.html