日本NGO連携無償資金協力・贈与契約署名式(メドゥサン・デュ・モンド・ジャポン)
平成31年2月1日


日本政府は,メドゥサン・デュ・モンド・ジャポン(世界の医療団)(MdMJ)による「フアパン県小児医療体制強化・維持のための保健医療人材および村落健康普及ボランティア能力強化事業(第3年次)」に対して総額281,222米ドルの支援を行います。
2019年1月30日,在ラオス日本国大使館で署名式が行われ,久野和博・在ラオス日本大使館臨時代理大使と,メドゥサン・デュ・モンド・ジャポンの米田祐子氏との間で贈与契約が交わされました。本事業は,3年間のNGO連携無償資金協力案件として2017年より開始し,今年が最終年となります。
2017年2月から2020年1月の3年間で,フアパン県ソン郡及びフアンムン郡において,5歳未満児の死亡率及び疾病率低減に貢献するため,県・郡保健局と連携し,医療従事者や村落健康委員会に対する研修を実施するなど,地域医療体制を強化する取組みを行っています。
世界の医療団のグローバルネットワークは,災害・紛争・貧困などのどんな状況にあっても,人々が平等な権利として医療サービスにアクセスできるよう,世界各国で医療専門家たちと活動しています。ラオスにおいては,2012年から2015年末まで,チャンパサック県において医療費無償化制度導入を含む母子保健事業を実施しました。