日本NGO連携無償資金協力・贈与契約署名式(ワールド・ビジョン・ジャパン)
令和元年12月9日

日本政府は,特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)による「タパントン郡における初等教育の学習環境改善事業」に対して総額516,347米ドルの支援を行いました。
2019年11月28日,在ラオス日本国大使館において,竹若敬三・駐ラオス日本大使と,宮内繭子WVJプロジェクトマネージャーとの間で贈与契約が交わされました。今回の贈与契約は3年間のプロジェクトの1年目となります。
本事業は,少数民族が多く暮らすサバナケット県タパントン郡の子どもたちが,より良い学習環境のもとで,学ぶ力の基礎となるリテラシー(読解力)を身につけ,長期的には初等教育の退学率や識字率の改善に貢献することを目指すものです。具体的には,衛生設備や教材など学校のインフラの改善,教員トレーニングによる教授法の改善,リテラシー向上へ向けた家庭やコミュニティでの取り組み促進を行います。
WVJは,世界29か国において,困難な状況下に置かれた子どもたちのために活動しています。